<ニュース概要>
トランプ大統領が大統領令に署名し、米連邦政府と取引事業者に対し、NIST標準の耐量子暗号(PQC)への移行を義務付けました。背景は、強力な量子コンピュータが現行の暗号を破る前提で「いま暗号化データを盗み、将来解読する(Harvest Now, Decrypt Later)」攻撃への備えです。国家安全保障システムは2030〜2031年が移行の節目とされました。あわせて日本のCRYPTREC電子政府推奨暗号リストも今年3月に更新されており、同盟国であり取引相手でもある日本企業も無関係ではいられません。暗号の世代交代は静かに、しかし確実に始まっています。

 

<あなたが明日からできること>
【バックオフィスはこう変わる】
データ保管の考え方が変わります。いまは暗号化してあるから安全に見えるデータも、「将来解読される前提」で扱う必要があり、長期保存する機密情報・個人情報・財務情報の保管期間とリスク評価を見直す仕事が生まれます。バックオフィスは「守るべきデータの棚卸し」を主導する立場になっていきます。

 

<出典>
出典:ITmedia NEWS・2026年6月23日
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2606/23/news103.html