<ニュース概要>
孫正義氏がSoftBank World 2026で描いた未来予想図は壮大です。世界GDPの2割=7,000兆円をAIが生み、一人ひとりが自分のAI分身(合計100兆エージェント)を持つ、と。AIインフラへ年5兆ドルが投じられる現実を踏まえれば、荒唐無稽と切り捨てられません。そして「AIが多くのタスクで専門家を上回る」という話は、未来予測というより、AIを日々使う現場ではすでに起こり始めていることです。要は、その世界が本格化する手前の“過渡期”に、AIエージェントを自分好みに使いこなせるかで差がつくということです。
<あなたが明日からできること>
【バックオフィスはこう変わる】
経理・法務・総務の実務は「AIエージェントに任せ、人は段取りと承認を握る」形へ移っていきます。ただ“それっぽい”出力は誰でも出せるので、差が出るのは自社の勘定科目・稟議ルール・判断基準という「自分の文脈」をどれだけエージェントに教え込めているかです。
【バックオフィスが押さえるべきポイント】
まず押さえるべきは「AIに任せる前に、自分の仕事の判断基準を言語化しておく」ことです。曖昧なまま任せれば“それっぽいだけ”の結果になり、逆に基準を明文化できていれば、そのままエージェントの精度に直結します。
【今日からの5分トライ】
自分の仕事で「ここは自分のこだわり・判断基準がある」という点を3つ書き出してみてください(例:この費用は必ずこの科目、この稟議はここを見る)。それがそのまま、エージェントに与える“自分のデータベース”の第一歩になります。
【中長期でこうついていく道筋】
まず一つの業務で「自分好みに育てたエージェント」を作り、うまくいったら隣の業務へ横展開していきます。さらに個人の工夫で終わらせず、その“自分のデータベース”(判断基準・ナレッジ)を組織の資産として残す仕組みを整えれば、人が入れ替わっても文脈が引き継がれ、100兆エージェント時代への現実的な備えになります。
<出典>
出典:SoftBank World 2026 孫正義 基調講演
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