前回の「作るはOpus、回すはSonnet」。これは気分の問題ではなく、はっきり金額(=上限の減り方)に効きます。ざっくり、同じ作業でもオーパスはソネットの約2.5倍、いちばん軽いハイクの5倍のコストがかかります。だから”回す作業までオーパス”だと、知らないうちに何倍も損をします。基本はソネットで回し、作るときだけオーパスを呼ぶ——これが、上限に行かずに使い切るコツです。

 

■ 現状の料金(2026年8月時点)

APIの料金(100万トークンあたり・出力)で並べると、こうです。アプリの上限も、だいたいこの”重さ”に比例して減っていきます。

・Haiku 4.5:5ドル(いちばん軽い=1)
・Sonnet 5:10ドル(今は特価。ハイクの2倍)
・Opus 4.8 / 5:25ドル(ハイクの5倍、ソネットの2.5倍)

倍率でいうと、ソネット→オーパスで2.5倍、ハイク→オーパスで5倍。同じ「議事録を整えて」でも、オーパスでやるかソネットでやるかで2.5倍違う、ということです。

 

■ Opusは「4.8でも5でも値段は同じ」

一つ安心材料を。Opusはバージョン(4.5〜5)で値段が変わりません。どれも同じ入力5ドル・出力25ドルです。だからOpusを使うなら、いちばん新しい4.8か5を選べばいい。新しいほど賢いので、同じ値段なら迷わず新しい方、が正解です。

 

■ 9月から少し値段が変わる

注意点を一つ。今のソネットは”導入特価”で、9月から通常価格に戻ります。するとハイクとの差が3倍に開き、逆にオーパスとの差は1.67倍まで縮まります。つまり9月以降は「ソネットで迷うくらいならオーパスでもいい」寄りになります。今月中はソネットがいちばんお得、と覚えておくと良いです。

 

■ 上限に行かないための実践

覚えることは前回と同じで一つ。「ふだんはソネットで回し、初めてやること=作る場面だけオーパスを呼ぶ」。戦略を練る・複雑な数式やスキルを新しく作る・深い壁打ちはオーパス。資料のデザイン化・毎月の処理・文章ドラフト・情報集めはソネット。これだけで、上限当たりはぐっと減ります。自分の消費が気になったら、設定→使用状況(Settings→Usage)で、残量と次のリセット時刻を確認できます。

 

■ まとめ

・「作るはOpus、回すはSonnet」は金額(上限の減り方)に直結する
・出力コストはハイク1:ソネット2:オーパス5。ソネット→オーパスで2.5倍
・Opusは4.5〜5まで同じ値段。使うなら新しい4.8か5でいい
・9月にソネットが通常価格へ。ハイクとの差が3倍、オーパスとの差は1.67倍に
・基本はソネットで回し、作るときだけオーパス。上限に行かず効率よく使い切れる

「作るときだけオーパス、あとはソネット」。使い分けは気分ではなく、お金の話です。