<ニュース概要>
WSJ報道によると、OpenAIがAIトークン(利用料)の大幅値下げを検討しています。背景はAnthropicの急伸。Claude Codeを牽引役に、年換算売上(ランレート)は2025年末の約90億ドルから2026年5月に約470億ドルへと5倍超に拡大し、5月末には約650億ドルを調達、評価額は9,000億ドル級に達しました。OpenAIは「先に動かれる前に」と身構えます。ただ両社とも巨額赤字のままIPOを控えており、値下げは収益性をさらに圧迫します。

 

<AI時代への考察>
安さは魅力ですが、赤字下での値下げ競争は、将来の急な値上げやサービス縮小・撤退リスクと裏表です。一社に深く依存しすぎると、価格改定のたびに事業が揺さぶられかねない点には注意が要ります。

 

<管理部の視点から>
値下げは歓迎ですが、特定ベンダーへの依存度が高いと、将来の価格改定やモデル提供停止が事業継続リスクに直結します。管理部門としては、主要AIサービスの契約条件・代替可能性(乗り換えやすさ)を棚卸しし、複数ベンダーを比較できる体制を整えておきたいところです(※情シス・内部監査)。

 

<出典>
出典:WSJ/CNBC・2026年6月11日
https://www.cnbc.com/2026/06/11/openai-mulls-slashing-prices-ahead-of-competition-from-anthropic-wsj.html