結論:スキル(AIにやらせる決まった作業手順)は、たいてい”参照すべき情報のデータベース”を持っています。たとえば「勘定科目の対応表」や「取引先リスト」。スキルはこれを見ながら作業します。このデータベースをどこに置くかで、”直しやすさ”と”配りやすさ”が決まります。選び方はシンプルで、まず「そのスキルを使うのは1人か、複数人か」。1人なら自分のローカルに置いて更新し続ける、複数人なら「スキルに同梱して最新版を配る」か「みんなで共有できる場所(Notion等)に置く」かの2択です。
■ まず入口:「使うのは1人か、複数人か」
スキルが参照すべき情報のデータベースの置き場所は、大きく3つあります。どれがいいかは、まず「そのスキルを使うのが自分1人か、チームか」で分かれます。1人ならいちばん手軽な方法でよく、複数人なら「更新をどうやって全員に伝えるか」を考える必要が出てきます。ここを最初に決めると、あとは自然に置き場所が決まります。
■ ① 自分だけで使う → ローカルに置いて更新し続ける
1人で毎月回すだけなら、データベースは自分のパソコンのExcel(やフォルダ)に置いて、使いながら直していけばいい。スキルはそのファイルを読むだけです。自分のファイルが常に最新なので、直せばそのまま次から反映されます。配り直す手間もありません。いちばんシンプルで、多くの場合これで十分です。
■ ② 少人数で使う・更新は少なめ → スキルの中に”同梱”する
複数人に配りたいけれど、更新はたまにしか起きない——という場合は、データベースをスキルの中に一緒に入れて(同梱して)配ります。スキルの中には「references(リファレンス=参照すべき情報)」という項目(フォルダ)があり、同梱するデータベースはそこに足されることになります。使う人はスキルを入れるだけで動きます。ただし直せるのは中央の1人(作った人)だけで、更新のたびにスキルを作り直して配り直す必要があります。「開発者が基礎を作り、あとは利用者が使う。直したいときだけ開発者に戻す」——このくらいの、少人数・低頻度のやり取りで回るなら、この形がきれいにハマります。
■ ③ みんなでどんどん更新 → Notionなどの共有データベースに置く
チーム全員が、データベースをどんどん更新して即共有したい——なら、スキルの外の”共有できる場所”に置きます。Notionのような共有データベースが向いています。誰が直しても、その場で全員が最新を見られる。配り直しはゼロです。そのかわり、みんながその共有場所につなげる設定(接続)が最初に一度だけ要ります。更新が多く、複数人で育てていくデータベースほど、この形が効いてきます。
■ まとめ
・スキルは”参照すべき情報のデータベース(リファレンス)”を持つ。その置き場所で「直しやすさ・配りやすさ」が決まる
・入口は「使うのは1人か、複数人か」
・1人 → 自分のローカルに置いて更新(いちばん手軽、いつも最新)
・少人数・更新少なめ → スキルに同梱(スキル内の「references」に足される。更新のたびに作り直して再配布)
・全員でどんどん更新 → Notion等の共有DB(即共有・再配布ゼロ、最初に接続設定が要る)
参照すべき情報のデータベースは「1人ならローカル、少人数なら同梱(references)、みんなで育てるなら共有DB」。
