■ 結論:Claudeの内蔵ブラウザは、ログインの段階で弾かれるサイトが増えてきました。代わりに便利なのが、普段お使いのChromeをClaudeが操作する「Claude in Chrome」(Chromeの拡張機能)です。ただしこちらは、ログイン済みのあなたのChromeをそのまま動かすので、何でもできてしまいます。Chromeの拡張機能の設定「サイトへのアクセス」を「特定のサイトで」に切り替え、作業に必要なサイトだけを許可しておきましょう。どのURLを登録すればよいかは、AIに聞けば教えてくれます。

 

■ 実際にあった話:内蔵ブラウザでログインが通らない

内蔵ブラウザは、Claudeのアプリの中に入っているClaude専用のブラウザです。普段のブラウザとは切り離されているので安心して使えるのですが、最近はログイン画面で止まることが増えました。

サイトの側が「人ではなく自動で動いているブラウザ」からのログインを警戒し、対策を強めているためです。IDとパスワードは合っているのに先へ進めない、確認画面が延々と出る、といったことが起きます。

そこで出番になるのがClaude in Chromeです。いつも使っているChromeなので、すでにログインしている状態からそのまま作業に入れます。

 

■ なぜClaude in Chromeは気をつけるべきなのか

便利な理由が、そのままリスクにもなります。

普段のChromeでは、メール、ネットバンキング、社内システム、お客様のポータルなど、たくさんのサイトにログインしたままになっているはずです。拡張機能の設定が「すべてのサイトで」のままだと、作業と関係のないサイトにもClaudeが入れる状態になります。

さらに、AIがWebページを読み込むと、ページの中に仕込まれた悪意のある指示に引っぱられることがあります(プロンプトインジェクション=ページの文章にAIへの命令を紛れ込ませる攻撃)。入れるサイトが多いほど、その入口も増えてしまいます。

 

■ やり方:「サイトへのアクセス」を絞る

1. Chromeの右上にある「︙」(縦に並んだ点3つ)を押す
2. メニューの「拡張機能」→「拡張機能を管理」を押す
3. 拡張機能の一覧から「Claude」を探し、「詳細」を押す
4. 「サイトへのアクセス」の欄を見る。「すべてのサイトで」になっていたら、ここを「特定のサイトで」に変える
5. すぐ下の「許可したサイト」の右にある「追加」を押す
6. 「サイトの追加」の画面が出るので、作業に使うサイトのURL(例:https://docs.google.com/*)を入れて「追加」を押す
7. 使うサイトが複数あれば、5と6をサイトの数だけ繰り返す

これで、登録したサイト以外はClaudeから見えなくなります。私も、作業に使うサイトだけを1つずつ許可して運用しています。

Chromeのバージョンによって、ボタンの名前や位置が少し違うことがあります。迷ったら、画面のスクリーンショットをAIに見せて「どこを押せばいいですか」と聞けば案内してくれます。

 

■ どのURLを入れるかは、AIに聞けばいい

難しいのは手順6です。URLの書き方には決まりがあります(例:https://docs.google.com/* の「*」は「その下のページ全部」という意味です)。さらに、ログイン画面だけ別のアドレスになっているサービスもよくあります。ここを自分で調べるのは大変です。

なので、AIに聞いてしまいましょう。

「Claude in Chromeで〇〇の作業をさせたいです。Chrome拡張の『特定のサイトで』に登録するURLを、ログイン画面も含めて教えてください」

これで、登録するURLを書き方どおりに出してくれます。作業の途中で「このページには入れません」と止まったら、そのとき足りないURLを足せば十分です。最初から広く開けておく必要はありません。

 

■ まとめ

・内蔵ブラウザは、ログイン対策で弾かれるサイトが増えてきた
・Claude in Chromeは、ログイン済みの普段のChromeを使えるので便利な一方、何でもできてしまう
・Chromeの「︙」→「拡張機能」→「拡張機能を管理」→Claudeの「詳細」で、「サイトへのアクセス」を「特定のサイトで」にし、作業に必要なサイトだけを「追加」する
・登録するURL(ログイン画面のアドレスも含む)は、AIに聞けば書き方どおりに教えてくれる
・足りなければ、止まったときに1つずつ足せばよい

内蔵で弾かれたらChrome。Chromeは、見せる場所だけ開ける。

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