<ニュース概要>
今回は、アプリをまたいで回答の好みを引き継ぐカスタム指示、Gemini本体の性能向上、資料内での画像生成・編集の3件です。毎回の説明やアプリの切り替えを減らし、普段の仕事でAIを使いやすくする更新が進んでいます。
1.【注目】Geminiのカスタム指示がGmail・Driveなどにも対応
Googleは、Geminiに文体や書式などの好みを保存する「カスタム指示」の対応先を拡大しました。「日本語で簡潔に」「比較は表で」といった指示を保存すると、Drive・Chatでの相談や、Gmail・Sheets・SlidesのGeminiサイドパネルでも、その好みを踏まえた回答を得られます。対象はGoogle Workspaceのユーザーのうち、各アプリの「Ask Gemini」またはGeminiサイドパネルを利用できる方で、個人の無料Gmailアカウントも一律に対象となる更新ではありません。9月2日から最大15日かけて順次提供され、アプリごとに同じお願いを繰り返す手間を減らせます。
出典:Google Workspace Updates・2026年9月2日
Gemini 3.8 Flashで複雑な判断や連続作業を強化
Googleは、推論やコーディング、複数段階の作業を強化した「Gemini 3.8 Flash」を発表しました。金融・法律などの専門分野でも性能向上を示しており、複雑な条件を読み解きながら仕事を進めるAIの能力が高まっています。APIの導入価格は2026年末まで従来の3.7 Flashと同額ですが、2027年1月から入力・出力単価が2倍になる予定のため、業務に組み込む場合は継続利用時の費用も確認したいところです。同時発表の「Flash Cyber」はセキュリティの防御用途に特化したモデルで、信頼済みの防御担当者などへの限定提供です。
出典:Google・2026年9月2日
Google Picsで資料の中の画像を作成・編集
Googleは、画像生成・編集ツール「Google Pics」の提供を開始し、Docs・Slides・Driveとの統合を進めています。画像生成モデル「Nano Banana」を基盤に、画像内の文字の編集・翻訳などに対応し、資料を作っている場所で画像を調整しやすくなります。社内説明資料や案内用の画像を作る際に、別の画像編集ツールとの往復を減らせる更新です。Google AI Pro・Ultraの加入者と大半のWorkspaceビジネス顧客へ数週間かけて順次展開されるため、契約やアカウントによって利用開始時期は異なります。
出典:Google・2026年9月1日
ISAOの管理部門のAI導入事例
AIは、こうした小さな「動かない」でつまずきます。ISAOは、その先——実際の業務に
AIを乗せて回すところまでを、お客様の管理部門と一緒に進めています。
月次決算の工数を50%以上削減|東証グロース上場企業A社
少人数の経理財務部門で、決算業務を1本ずつAI化。外注に頼らず社内で決算を完結
できる体制をつくりました。(Claude Cowork/Microsoft 365 Copilot)
全社でAIを使わない日がない状態へ|医薬品・上場準備企業
ツールを配って終わりにせず、顧問として伴走。安全に使える環境の整備から
リテラシー向上まで。G検定の合格率は100%。
収益認識の判定をAIエージェント化|創薬支援CRO
月100件を超える契約の収益認識判定を、監査証跡を保ったままAIがドラフト。
ドラフト・レビュー工数を75%以上削減しました。
「AI管理部長」を数年かけて共同研究|東証上場のIT企業
管理部門の業務をAIが担う仕組みを研究。汎用LLMで足りる部分と、自社で作り込む
べき部分の線引きを実務で検証しています。
