ここで如実に見えていますが、AI化することで、派遣さんや外部パートナー等による作業はすべてゼロになっています。そういう仕事はAIに代替されていき、それを説明責任を負える形で内製化していく動きをしていることが、よく見えます。

 

<ニュース概要>
SHIFT(東証プライム)は2026年10月15日の決算説明資料で、バックオフィスのAI化が進み、単体で期初比113人分の業務効率化を完遂したと公表しました。減ったのは主に派遣と外部パートナーで、単体の派遣は0人になっています。部門別に見ると、採用は137人から51人へ大きく減った一方、経理財務は9人から11人、法務・内部監査ほかは5人から6人、M&A・PMI(買収後の統合)は3人から5人へと増えています(いずれも同社の公表値、期末時点の人数)。経理の欄には「経理処理、経費精算などAI化が進む」と書かれており、処理のAI化が進んでも、判断と説明が要る部署の人は減っていません。翌期はさらに100人分をAIで置き換える目標も掲げています。

 

<あなたが明日からできること>
【バックオフィスはこう変わる】
入力・突合・集計といった「処理」はAIに寄っていき、経理の仕事は「その数字でよいと誰がどう判断したか」を監査法人や取締役会に説明する側に重心が移ります。人数が減るのではなく、仕事の中身が入れ替わります。外部に任せていた手作業ほど、先にAIに置き換わっていきます。

 

【バックオフィスが押さえるべきポイント】
AI化の効果を人数の削減だけで測ると見誤ります。業務を「処理」と「判断・説明」に分け、処理はAIへ、判断と説明の担い手は残す前提で業務の流れを組み直すことが、効率化と統制を両立させる近道です。

 

【今日からの5分トライ】
自分の担当業務を5つ書き出し、それぞれ「処理(AIに寄せられる)」か「判断・説明(人が残る)」かで印をつけてみてください。処理の印が多い業務が、最初にAIに寄せる候補です。

 

【中長期でこうついていく道筋】
まず経費精算や仕訳の入力など処理の多い業務からAIに寄せ、空いた時間を決算・開示・監査対応の判断と説明に回します。うまく回ったら連結や開示へと範囲を広げ、外部に頼んでいる作業は「AI化して返してくれる相手か」という目で委託先を選び直していきます。

 

<出典>
出典:株式会社SHIFT「2026年8月期 第4四半期および通期 決算説明資料」(2026年10月15日、2・35・56ページ)
https://assets.minkabu.jp/news/article_media_content/urn:newsml:tdnet.info:20261015551630/140120261015551630.pdf

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