■ 結論:ニュースの配信や求人・案件のアラートのような「情報収集用のメール」は、送信元のアドレスでGmailのフィルタを作り、「受信トレイをスキップ」「既読にする」「ラベルを付ける」をまとめて設定しておきましょう。メインの受信トレイには、お客様や取引先からの、人が判断すべきメールだけが残ります。集めた情報はラベルの中に溜まり続けるので、読むのはClaudeに任せます。「このラベルのメールから〇〇だけ拾って」と頼めば、必要なものだけを取り出してくれます。
■ 実際にあった話:アラートを登録しすぎて、受信トレイが埋まった
情報収集のために、ある配信サービスのアラートを、キーワードと地域の組み合わせで11本登録しました。すると、1日に10通前後のメールが届くようになりました。中身を見ると、同じ情報が別のアラートから重なって届いています。
困ったのは、その中に大事なメールが埋もれることです。お客様からの返信が、アラートの山の間に挟まってしまいます。かといって、アラートを止めると情報収集そのものが止まってしまいます。
そこで、アラートは止めずに「受信トレイを通さない」ことにしました。フィルタを1本作っただけで、受信トレイに届くアラートは0通になりました。情報はラベルの中に、すべて残っています。
■ 考え方:受信トレイは人のもの、ラベルはAIのもの
アラートや配信のメールは、たいてい毎回同じアドレスから届きます(例:donotreply@〜、news@〜)。送信元がピンポイントで決まっているので、フィルタで正確に振り分けられます。
振り分けた先のラベルは、人が毎回開く場所ではありません。Claudeが読みに行く場所です。ClaudeはGmailとつなぐと、送信元やラベルでメールを探して読めます。受信トレイにあるかどうか、既読かどうかは関係ありません。だから既読にしてしまって大丈夫です。
私の場合、アラートのメールをClaudeが定期的に読んで整理する仕組みを先に作っていました。フィルタを入れたあとも、そちらは何も変えずにそのまま動いています。Claudeが送信元のアドレスでメールを探していたためです。
■ やり方:フィルタを1本作る
1. 届いたアラートのメールを開き、送信元のアドレスを確認する
2. Gmailの上にある検索バーの右端の「検索オプションを表示」(つまみの付いた横線のマーク)を押す
3. 「From」の欄に、送信元のアドレスを入れる
4. 右下の「フィルタを作成」を押す
5. 次の項目にチェックを入れる
・受信トレイをスキップ(アーカイブする)
・既読にする
・ラベルを付ける(「新しいラベル」で、例えば「情報収集」と名前を付ける)
・重要マークを付けない
・一致するスレッドにもフィルタを適用する(すでに届いている分もまとめて片付きます)
6. もう一度「フィルタを作成」を押す
これから登録するサービスなら、登録するメールアドレスを「自分のアドレスの@の前に+news を足したもの」(例:taro+news@〜)にしておく方法もあります。Gmailでは+以降を付けても自分に届くので、宛先でまとめて振り分けられます。ただし、+入りのアドレスを受け付けないサービスもあります。
■ Claudeに読ませる
Claudeの設定でGmailのコネクタ(Claudeを外部のサービスにつなぐ機能)をつなげば準備は完了です。あとは次のように頼みます。
「Gmailのラベル『情報収集』に、今週届いたメールのうち、〇〇に関係するものだけを表にまとめてください」
ラベル名か送信元のアドレスを伝えるのがコツです。「受信トレイのメールから」と頼むと、振り分けたメールは対象から外れてしまいます。
■ 注意:振り分けるのはアラートの送信元だけ
サービス全体(例:@以降のドメイン全部)でまとめて振り分けるのはやめておきましょう。同じサービスから、相手の担当者の返信や大事なお知らせが別のアドレスで届くことがあります。私の場合も、相手からの返信はアラートとは別のアドレスでした。アラートの送信元だけに絞っておけば、返信は受信トレイに残ります。
アラートの数そのものが多すぎるときは、配信サービスの側で重なっているものを減らすのが根本の対策です。フィルタは、そのうえでの交通整理です。
■ まとめ
・情報収集用のメールは、送信元のアドレスでフィルタを作り、受信トレイを通さない
・「受信トレイをスキップ」「既読にする」「ラベルを付ける」をまとめて設定する
・ラベルは人が開く場所ではなく、Claudeが読みに行く場所
・Claudeに頼むときは、ラベル名か送信元のアドレスを伝える
・振り分けはアラートの送信元だけにする。相手からの返信まで消さない
人が読むのは受信トレイ、AIが読むのはラベル。
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