<ニュース概要>
今回は、チャットとCoworkのメモリ統合、Salesforceとの連携拡大、物理機器を操作するための共通規格の3件です。日々の会話で蓄積した情報を引き継ぐところから、企業の業務システムや研究設備まで、AIが関われる仕事の範囲が広がっています。
チャットとCoworkでメモリを共有
ClaudeのチャットとCoworkが共通のメモリを使うようになり、一方で伝えた仕事の背景や好みを、もう一方でも引き継げるようになりました。会話中にも記憶が更新されるため、案件の状況や資料の作り方を毎回説明し直す手間を減らせます。保存内容はトピックごとに閲覧・編集・削除でき、メモリの一時停止にも対応します。健康や信条などの機微な話題は初期設定では記憶せず、利用者が設定で管理する仕組みです。
出典:Anthropic・2026年8月25日
Salesforceとの連携を広げる「Claudeforce」
SalesforceとAnthropicは、Claudeと顧客情報・業務フローの連携を強化する「Claudeforce」を発表しました。中心となる「Salesforce in Claude」は、商談準備や案件の状況確認など37の営業スキルを備え、Salesforceの業務ルールや権限を通じて操作するプラグインです。Claudeの採用もSlackやAgentforce Coworkerなどで広がり、会話から業務データの確認・更新につなげる動きが進みます。8月26日の発表では一部顧客向けに試験提供中で、オープンベータは9月開始予定とされています。
出典:Salesforce・2026年8月26日
AIが実験機器を扱うための共通規格「MHS」
Anthropicは、顕微鏡やロボットアームなどの物理機器をAIエージェントが操作するための共通規格「Model Hardware Standard(MHS)」を研究プレビューとして公開しました。機器ごとに異なる操作方法を共通の仕組みで扱い、設備とAIを接続するための個別開発を減らす狙いです。研究・製造現場では、実験の実行や条件調整などにAIの活用範囲が広がる可能性があります。現段階では一部の研究機関・企業との検証であり、物理的な状況判断には限界があるため、専門家の監督を前提としています。
出典:Anthropic・2026年8月27日
ISAOの管理部門のAI導入事例
AIは、こうした小さな「動かない」でつまずきます。ISAOは、その先——実際の業務に
AIを乗せて回すところまでを、お客様の管理部門と一緒に進めています。
月次決算の工数を50%以上削減|東証グロース上場企業A社
少人数の経理財務部門で、決算業務を1本ずつAI化。外注に頼らず社内で決算を完結
できる体制をつくりました。(Claude Cowork/Microsoft 365 Copilot)
全社でAIを使わない日がない状態へ|医薬品・上場準備企業
ツールを配って終わりにせず、顧問として伴走。安全に使える環境の整備から
リテラシー向上まで。G検定の合格率は100%。
収益認識の判定をAIエージェント化|創薬支援CRO
月100件を超える契約の収益認識判定を、監査証跡を保ったままAIがドラフト。
ドラフト・レビュー工数を75%以上削減しました。
「AI管理部長」を数年かけて共同研究|東証上場のIT企業
管理部門の業務をAIが担う仕組みを研究。汎用LLMで足りる部分と、自社で作り込む
べき部分の線引きを実務で検証しています。
