Claudeが先行していた専門業務向けのエージェントに、Googleも追いついてきた印象です。性能が並んだというより、仕事に必要な機能をまとめて提供する動きが、Googleでも進んできたと感じます。

 

<ニュース概要>
今回は、金融・法務向けの業界特化AIを中心に、Gemini Notebookの利用上限の変更、購入書籍との連携、動画生成の更新を紹介します。AIに情報を聞くだけでなく、専門知識や資料を実際の仕事に使うための機能が広がっています。

 

1.【注目】金融・法務向けの業界特化エージェントをプレビュー公開

Google Cloudは「Gemini Enterprise for Financial Services」と「Gemini Enterprise for Legal」をプレビュー公開しました。業界ごとの専門スキル、データ接続、エージェントなどを組み合わせ、金融の調査・分析や法務の業務を支援する構成です。企業が汎用AIに専門知識や権限管理を一から組み込む負担を減らし、業務に導入しやすくする動きといえます。現時点ではプレビューであり、一般提供済みのサービスとは区別して見る必要があります。

出典:Google Cloud・2026年8月25日
金融向けの発表/法務向けの発表

 

Gemini Notebookの利用上限が計算資源ベースへ

Gemini Notebookは9月2日から、プロンプトの複雑さや使用モデル・機能、会話の長さなどを考慮する利用上限に変更しました。単に何回質問したかだけでなく、どれだけ計算資源を使ったかが利用可能量に影響します。利用枠は5時間ごとに更新されますが、週単位の上限もあり、上位プランほど大きな枠が用意されています。従量課金への変更という意味ではなく、同じプラン内でも処理内容によって利用枠の減り方が変わる、と捉えるのが正確です。

出典:Google公式ヘルプ・2026年9月2日適用/9月8日確認

 

購入した対象書籍をGemini Notebookで活用

「Expert Intelligence」により、Google Play ブックスで購入した対象書籍をGemini Notebookに取り込み、内容に基づく質問や解説に使えるようになりました。書籍の知識を自分の資料と組み合わせたり、音声解説やクイズなどで理解を深めたりできます。すべての本が対象ではなく、対応状況は書籍ページの「Tools」表示から確認する仕組みです。ノートブックを共有しても、相手がその書籍を購入していなければ内容を利用できないため、購入者の権利を保ちながら知識を活用する設計になっています。

出典:Google・2026年8月27日

 

Gemini Omni 1.1 Flashで動画の延長・編集を強化

Googleは、動画生成・編集モデル「Gemini Omni 1.1 Flash」を提供開始しました。既存映像の最大10秒を参照しながら、10秒単位で合計40秒まで映像を延長でき、開始・終了フレームの指定にも対応します。360pの下書きで試してから高解像度化し、最大4Kに仕上げる流れも用意されています。説明動画などを制作する際に、短い映像を一度作って終わるだけでなく、続きを作り、構成を調整して仕上げる作業がしやすくなる更新です。

出典:Google・2026年8月27日

ISAOの管理部門のAI導入事例

AIは、こうした小さな「動かない」でつまずきます。ISAOは、その先——実際の業務に
AIを乗せて回すところまでを、お客様の管理部門と一緒に進めています。

月次決算の工数を50%以上削減|東証グロース上場企業A社

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