■ 結論:スマホとPCの間に「受け渡し場所」を1つ決めておく。スマホでは思いつき・スクショ・録音をそこに放り込むだけ、PCではそこを読ませるだけ。これで、外出先で浮かんだネタも、スクショでしか出せないデータも、コピペや貼り直しの手間なくCoworkに引き渡せます

外出先でスマホをいじっていて、「これちょっと調べたいな」「あとでじっくり深掘りしたいな」と思うこと、ありませんか。あるいは、スマホのアプリからはスクリーンショットでしかデータを出せなくて、その画像を毎回PCのCoworkの画面に貼り込むのが面倒、という場面。今回は、その両方をまとめて解決する、いちばん簡単なやり方です。

そもそもスマホのClaudeと、PCのClaude(Cowork)は別々の入り口です。会話やデータが自動で引き継がれるわけではないので、何もしないと結局コピペやスクショの貼り直しで運ぶことになります。そこで、二つの間に「受け渡し場所」を1つだけ決めておきます。

 

■ 前提:3ステップで「受け渡し場所」を用意する

この方法には、最初に一度だけ準備が要ります。順番はこの3つです。

まず①Notion(ノーション)というアプリを別途契約します。これはメモやデータベースを作れる、いわば「何でも置ける棚」のようなアプリです。次に②そのNotionをClaudeにつなぎます(接続)。少し身構えるかもしれませんが、接続はとても簡単で、設定画面から数クリックで済みます。一度つなげば、スマホのClaudeからもPCのCoworkからも同じNotionを使えるようになります。

そして③いちばん大事なのが、Notionの中に「受け渡し専用のデータベース(表)」を1つ作っておくことです。これが今回の「置き場所」の実体になります。名前は「深掘り待ち」などと分かりやすく付けておきます。作り方に迷ったら、Claudeに「スマホから深掘りネタを受け渡すためのデータベースをNotionに作って」と頼めば、そのまま作ってくれます。ゼロから自分で組む必要はありません。この箱を1つ用意しておくことが、以降のすべての土台になります。

補足すると、そもそもAIを活用しようとすると、「データをどこかに残しておく」場所が結局どこかで必要になります。会話も記録も途中経過も、残さないと積み上がりません。その受け皿としてNotionは扱いやすく、いろいろな用途に使い回せるので、私としてはおすすめです。

 

■ 使い方は合言葉2つだけ

準備さえ済めば、あとは覚える言葉は2つだけです。スマホで話し終えたら、あるいはスクショや録音を添えて「深掘り待ちに入れといて」。すると、その要点や画像・音声と「あとでどのフォルダを見てほしいか」が、受け渡し場所に1件残ります。PCを開いたら「深掘り待ちの未着手を深掘りして」。まだ手をつけていないものだけが上がってきて、Claudeが手元のフォルダの資料と付き合わせながら分析してくれます。終わったら「済み」の印を付けておけば、次からその1件は出てきません。

 

■ 特に効くのは「スクショや録音でしか残せないデータ」

この方法がいちばんありがたいのは、スクショや録音経由でしかデータを取れないときです。健康アプリの記録、銀行の明細、何かの管理画面はスクショでしか出せないことが多いですし、外出先でふと思いついたことは、その場で録音してしまうのが手っ取り早い。そのたびにPCのCoworkに貼り直すのは地味な手間です。ですが、撮った・録ったその場でスマホから受け渡し場所に放り込んでおけば、あとでPC側は「未着手を深掘りして」の一言でまとめて拾えます。私自身、体組成計の記録をこのやり方で毎回渡していて、貼り直しの手間がなくなりました。

 

■ 消さずに「済み」で残すのがコツ

処理し終えたものは、消さずに「済み」の印を付けて残すのがおすすめです。あとで「あのとき何を渡したんだっけ」と見返せますし、同じテーマをもう一度深掘りしたくなったときにも使えます。溜まって見づらくなったら、済んだものだけ別の場所に移せばすっきりします。「入れる→深掘りする→済みにする」が回るだけの、シンプルな仕組みです。

 

■ まとめ

・前提は3ステップ:①Notionを契約 →②Claudeにつなぐ(接続は簡単)→③受け渡し専用のデータベースを1つ作る
・データベースは「作って」とClaudeに頼めば作ってくれる。名前は「深掘り待ち」など分かりやすく
・そもそもAI活用にはデータを残す場所が要る。受け皿としてNotionは使いやすくおすすめ
・スマホで「深掘り待ちに入れといて」、PCで「深掘り待ちの未着手を深掘りして」の合言葉2つだけ
・外出先の思いつき、スクショや録音でしか出せないデータに特に効く。済んだものは消さず「済み」で残す

「思いつきもスクショも録音も、スマホで置いてPCで拾う」。置き場所を1つ決めるだけで、情報を運ぶ手間から解放されます。