今回は、経理業務の属人化を防ぎ、報告資料作成の工数を劇的に削減する「NotebookLMのData table機能を活用した増減分析の形式知化」についてご紹介します。

 

経理の「暗黙知」を、一瞬で「形式知」へ
経理担当者の皆様なら、役員報告や監査法人対応のために、PL(損益計算書)やBS(貸借対照表)の増減理由を細かく記載したエクセルレポートを長年蓄積されているはずです。

 

しかし、その「なぜこの数字が動いたのか」という分析ノウハウ(暗黙知)は、過去のファイルの中に埋もれがちです。これらをNotebookLMのData table機能を使って、一気に整理・活用しましょう。

 

ステップ1:過去のExcel資産をPDF化(VBAで時短)
NotebookLMは現在PDF等の解析に長けているため、まずは過去の増減分析エクセルをPDF化します。
手作業は不要です。Geminiに**「指定フォルダ内のExcelシートをすべてPDF化するVBAコードを書いて」**と頼めば、数十秒でマクロが完成します。5分かかる作業を数秒で終わらせましょう。

 

ステップ2:NotebookLMへアップロード
作成したPDF群をNotebookLMのソースとして一括アップロードします。これにより、AIが貴社の過去数年分の「増減理由」を学習した状態になります。

 

ステップ3:Data table機能でリスト化
ノートの作成画面で「Data table」を選択し、以下の指示(プロンプト)を入力して生成ボタンを押してください。

 

指示文(コピーしてご利用ください):適宜項目を修正ください
「一番左から、対象期間、勘定科目、当期、前期、差額(%)、コメント、およびコメントの有無(有ればOK、無ければフラグを立てる)の列をすべて抽出し、リスト化して作成してください。」

 

ステップ4:精度のスパイラルアップ
生成されたテーブルをスプレッドシートに書き出し、またそれをPDF化して再度NotebookLMに読み込ませることで、貴社専用の**「増減分析ナレッジベース」**が完成します。

 

導入のメリット
分析の標準化: 担当者が変わっても、過去の傾向に基づいた精度の高いコメント作成が可能になります。
説明コストの削減: 監査法人や役員からの「過去はどうだった?」という質問に即座に回答できます。
付加価値業務へのシフト: 転記や集計作業から解放され、より深い経営分析に時間を割けます。

 

さっそく試してみませんか?
まずは1年間の増減分析エクセルファイルをPDF化して、NotebookLMに読み込ませてみましょう。
そんなに難しくないです。はじめの一歩が大きな差を生むことでしょう。

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