まさに私がいま日々やっていることです。経営層も、バックオフィスは今後3〜5年でAIが重要な役割を担うだろうと言っている。その通りで、今からAI化をしていかないと時代の波に遅れます。

 

<ニュース概要>
日経ビジネスとグロービス経営大学院が共同で実施したAI活用実態調査の結果が公表されました(2026年5月19日〜6月14日実施、有効回答618人、うち経営層139人)。経営層の23.7%が「AIなしでは業務遂行が困難」と答え、「ほぼ毎日利用」の56.1%と合わせると約8割が日常利用者です。意思決定支援にAIを使っている割合は経営層47.5%に対し一般社員28.7%と、18.8ポイントの差がありました。そして今後3〜5年でAIが重要な役割を担う業務として最も多く挙がったのが、バックオフィス業務の88.5%です。

 

<あなたが明日からできること>
【バックオフィスはこう変わる】
経理・人事・総務の仕事は「作業をこなす仕事」から「AIが出した結果を検証し、判断に引き上げる仕事」へ移っていきます。仕訳を起こす、書類を作る、数字を拾うといった手を動かす工程そのものではなく、その出力が正しいかを見極め、経営が使える情報に翻訳するところに時間の大半が移ります。経営層の9割近くが「次はここだ」と答えている以上、この変化は現場の希望や準備の有無とは無関係に、上から降りてきます。

 

【バックオフィスが押さえるべきポイント】
ツールを入れて今の作業を速くする、という発想では足りません。本質は、業務そのものを「AIが担う部分」と「人が判断する部分」に切り分け直すことです。現行フローを温存したままAIを足しても効果は一部の時短にとどまり、工数がまとまって減るのは手順を組み直したときだけです。逆に言えば、自部門の手順を一番よく分かっているのは管理部門自身であり、この再設計は外部のITベンダーではなく現場の実務者が主導すべき領域です。

 

【今日からの5分トライ】
自分の担当業務を紙1枚に書き出し、「毎月ほぼ同じ手順で繰り返しているもの」に印を付けてみてください。5分で3つ挙がれば十分です。その3つが、あなたの部署でAI化の効果が最も早く出る入口になります。

 

【中長期でこうついていく道筋】
最初の1業務で効果が出たら、同じ型を隣の業務へ横展開していくのが現実的な進め方です。月次決算で通った「AIに渡す形・人が確認する場所・記録の残し方」の型は、支払処理や経費精算、稟議の整理でもほぼそのまま使えます。1業務ずつ点で潰すのではなく、1年かけて管理部門全体へ面で広げていく——その順番を最初に決めておくことが、3〜5年後に「波に乗れた側」に立つ分かれ目になります。

 

<出典>
出典:日経ビジネス電子版(2026年9月18日)
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00928/091700002/

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