<ニュース概要>
今週のGoogleは、ついに来たかという「翻訳こんにゃく」案件から、動画生成AIの大幅値下げ、オープンモデルの最上位級リリース、Googleスライドの生成AI強化まで、実務に効く打ち手が一気に並びました。まずは管理部目線で一番のインパクトがある「ライブ翻訳」の日本解禁から。

 

 

1.【注目】Google翻訳、日本で「ライブ翻訳」提供開始〜ついにドラえもんの翻訳こんにゃくが実装

Gemini搭載の「ライブ翻訳」が3月27日から日本でも利用可能になりました。話した声をそのまま別言語の音声に変換するspeech-to-speech方式で、声のトーンやリズム、抑揚までそのまま保たれるのが特徴です。対応言語は70以上、Android/iOS両対応で、ヘッドホンを付ければ相手の話す外国語がほぼ同時通訳で頭に流れ込んでくる体験になります。海外拠点との会議、監査法人の海外レビュー、海外ベンダーとの契約交渉など、これまで「通訳を立てるかどうか」で止まっていた場面のハードルが一段下がる更新です。

出典:Impress Watch・2026年3月27日
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/2097068.html

 

 

2. Googleスライド、Geminiで「編集可能なスライド」を生成可能に

これまでGeminiでGoogleスライドを生成すると、イラストや文字の位置を後から動かせない「固定スライド」になってしまうのが実務的なネックでした。4月1日のアップデートで、生成したスライドを通常のスライドと同じようにレイアウトやテキスト、デザインを編集できるようになっています。日本語は順次対応予定ですが、英語で下書きを一気に作ってから日本語に差し替える運用なら今日から使えるレベル。提案書・社内説明資料のドラフト作成コストが明確に下がります。

出典:Impress Watch・2026年4月1日
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/2098647.html

 

 

3. Google、動画生成AI「Veo 3.1 Lite」発表〜コスト50%超削減

3月31日、GoogleはGemini APIとGoogle AI Studio向けに「Veo 3.1 Lite」を提供開始しました。Veo 3 Fastと同等スピードを維持しつつ、価格は720pで$0.05/秒、1080pで$0.08/秒と半額以下。4/6/8秒の動画をテキスト・画像から生成でき、16:9と9:16の両対応です。さらに4月7日からはVeo 3.1 Fastの値下げも予告されており、PR動画・採用動画・社内向け解説動画を内製化する動きが一気に加速しそうです。

出典:Plus Web3 Media・2026年3月31日
https://plus-web3.com/media/latestnews_1000_8447/

 

 

4. Gemma 4発表〜Apache 2.0で商用無料、4サイズ展開

4月2日、Google DeepMindがオープンモデル「Gemma 4」を公開しました。最大の変更点はライセンスがApache 2.0になったことで、商用利用の制限が撤廃され、派生モデルの配布も自由度が大きく上がっています。ラインナップはE2B・E4B・26B MoE・31B Denseの4サイズ。31BモデルはArenaのオープンモデルランキングで3位、26B MoEも6位と、パラメータ効率で世界トップクラスの性能を出しています。セキュリティ要件で外部APIを使えない業務でも、手元のGPUで動かせる選択肢が一段厚くなりました。

出典:Google Cloud公式ブログ・2026年4月2日
https://cloud.google.com/blog/ja/products/ai-machine-learning/gemma-4-available-on-google-cloud?hl=ja