<ニュース概要>
今週のGoogleは、資料を読み込んで理解する「Gemini Notebook」の学習機能の拡充と、Google Homeの機器をAIエージェントから扱えるようにする「Home MCP」の2つです。どちらも、AIが手元の資料や機器とつながって働く方向の更新です。
1.【注目】Gemini Notebookに、資料と「話して学ぶ」機能を追加
Googleは2026年9月15日、Gemini Notebookの学習機能を拡充しました。スマートフォンアプリから、ノートブックに入れた資料について約100言語で音声のリアルタイム会話ができるようになり、回答は登録した資料を根拠に返されます。さらに、講義や自分の考えを録音してノートや資料と一緒に扱える録音機能を、発表の翌週からモバイルアプリに追加すると案内しています。
学習用の素材として、クイズ、フラッシュカード、インフォグラフィックを作れるほか、約60秒の解説動画(Short Video Overviews)を80以上の言語で生成できます。クイズの「記述式」「複数選択」「穴埋め」は今後追加予定とされており、すべてが提供済みではありません。
発表は学生向けですが、管理部門に置き換えると、規程・マニュアル・会計基準などを資料として入れ、移動中に音声で質問したり、新任者向けの確認クイズを作ったりする使い方が考えられます。社内資料を入れる場合は、自社のGoogleアカウントの管理設定でGemini Notebookの利用が認められているかを先に確認してください。
出典:Google公式ブログ(Gemini Notebookの新しい学習機能)2026年9月15日
https://blog.google/innovation-and-ai/products/gemini-notebook/new-study-tools-september-2026/
2. Google Home MCP、AIエージェントから家庭の機器を確認・操作できる仕組み
Googleは2026年9月16日、Google HomeにつながったデバイスへMCP(AIが外部のツールやサービスにつながるための共通の接続方式)対応のAIエージェントからアクセスできる「Home MCP」を発表しました。機器の一覧や現在の状態、過去のイベント履歴を読み取り、対応する機器を操作できます。ClaudeなどMCPに対応したエージェントから使える設計です。
提供は早期プレビューで、米国のGoogle Home Premium Advanced契約者から順次という限定的な始まりです。ドアの解錠のような機密性の高い操作はできず、エージェントの動作が想定外になる場合があるとの注意書きも付いています。
管理部門の業務に直接関わる発表ではありませんが、「業務ソフトや機器をMCPでAIにつなぎ、できる操作を最初から絞っておく」という設計は、社内システムをAIに開放するときの考え方と同じです。
出典:Google Home Help「Introducing Home MCP: enabling your agent to interact with your home」2026年9月16日
https://support.google.com/googlehome/blog/467705013/introducing-home-mcp-enabling-your-agent-to-interact-with-your-home
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