<ニュース概要>
今週のOpenAIは「AIに仕事を任せて、放っておく」方向の地固めが2つ。ChatGPTには予約タスクを束ねる管理ハブができ、Codexには一度見せた操作をそのまま再利用する機能が付きました。どちらも「都度お願いする」から「段取りを登録して回す」への移行を後押しするアップデートです。

 

1.【注目】ChatGPT、予約タスクの管理ハブを新設

ChatGPTのサイドバーに「Scheduled」ページが加わり、自分が仕込んだ予約タスクを一覧で見られるようになりました。実行タイミングの確認に加え、一時停止・編集・削除もこの画面から可能です。リマインド送信、定期レポート、特定情報のモニタリングといった「繰り返し仕事」をChatGPTに預けても、これまでは仕込んだ後が見えづらいのが難点でした。今回で予約タスクが「見える・止められる・直せる」状態になり、管理部の定型業務(月次の督促、締め日リマインド、数値の定点チェック)を安心して任せる土台が整います。

 

出典:Engadget・2026年6月
https://www.engadget.com/2196844/chatgpt-now-has-a-hub-for-scheduled-tasks/

 

2. OpenAI Codex、Record & Replay機能を追加

Codex(OpenAIのコーディング/自動化エージェント)に、操作を一度記録するとそれを再利用可能な「スキル」として自動化できるRecord & Replayが加わりました。「設定済みの起票をする」「定例レポートをダウンロードする」といった、言葉で説明するより実際に見せた方が早い反復作業が対象です。現時点ではmacOS向けで、画面操作を伴うためComputer Useの有効化が前提、EU・英国・スイスは初期提供の対象外です。プログラミングに限らず「手順を一度見せれば以後は任せられる」という発想は、バックオフィスの繰り返し作業を自動化していく次の潮流を示しています。

 

出典:OpenAI(開発者向け発表)・2026年6月
https://x.com/OpenAIDevs/status/2067681320281723113