Claudeに追随して、OpenAIも職種別AIを用意してきましたね。業務OS化への流れが加速しています。
<ニュース概要>
今週のOpenAIは、開発者向けツールだった「Codex」を全職種向けの仕事基盤へと広げる動きと、ChatGPTの記憶機能の地道な強化が目立ちました。派手な新モデルではなく、「AIをどう日々の業務に組み込むか」という実装寄りの進化が並んだ一週間です。注目のCodexからご紹介します。
1.【注目】OpenAI Codex、全職種向けに転換――6つの職種別プラグインを公開
これまでエンジニアの道具だったCodexが、データ分析・営業・投資銀行・クリエイティブ制作など6職種に特化したプラグインを備え、「全職種対応のワークフロー基盤」へと舵を切りました。62のアプリと110のスキルを同梱し、プロンプトからそのまま業務用Webアプリを公開できる「Codex Sites」もプレビュー提供されています。週次利用者は500万人超(2月比で約6倍)、利用者の最大層はすでに開発者ではなくナレッジワーカーへ移りつつあります。コーディング支援が「一部の職種の効率化」から「全社の業務OS」へと広がる流れを象徴する発表で、管理部門にとっても「定型業務をアプリ化して回す」入口になり得ます。
出典:OpenAI公式・2026/6/2
https://openai.com/index/codex-for-every-role-tool-workflow/
2. ChatGPTのメモリが進化(Dreaming V3)
ChatGPTの記憶機能が「Dreaming V3」へと刷新され、(1)複数の会話をまたいだ文脈の引き継ぎ、(2)ユーザーの好みや制約への追従、(3)時間の経過に合わせた記憶の自動更新――の3点が改善されました。たとえば「7月に旅行予定」と伝えた情報が、旅行後には自動的に過去の話として整理される、といった具合です。一部タスクでは成功率が41.5%から82.8%へ大きく向上し、計算効率も改善したと報告されています。AIに毎回前提を説明し直す手間が減ることは、業務でAIを使い続けるほど効いてくる地味で本質的な進化です。
出典:GIGAZINE・2026/6/5
https://gigazine.net/gsc_news/en/20260605-chatgpt-memory-dreaming-v3/
