<ニュース概要>
AIエージェントが業務に入り込むほど、「誰が・何を・どう判断したか」の管理は難しくなります。本記事は、AIを積極推進するソフトバンクが、その難しさにどう向き合っているかをKPMGコンサルティングとの対談で明かしたもの。公平性・透明性・安全性を担保する仕組みづくりと、AIマネジメントシステムの国際規格ISO/IEC 42001を軸にした統制の考え方が紹介されています。攻めの活用と守りのガバナンスは対立しない、という先進企業の実践がポイントです。

 

<AI時代への考察>
AIエージェントが自律的に判断・実行する時代には、「人が作業する」前提の統制は通用しません。これからの管理は、個々の作業をチェックすることから、AIが動く仕組みそのものを設計し監督することへとシフトしていきます。ガバナンスは”ブレーキ”ではなく、安心してアクセルを踏むための”基盤”になりつつあります。

 

<管理部の視点から>
管理部門にとって、これは「AI活用ルールを誰が作り、どう監督するか」を自分ごととして考える契機です。現場が先行してAIエージェントを導入すると、後から統制が追いつかず、内部監査や情シスが火消しに回ることになりがち。早い段階でAI利用方針・承認フロー・ログ取得の枠組みを整えておくことが、攻めを止めない守りになります(※特に内部監査・情シスに直結)。

 

<出典>
出典:日経ビジネス電子版 Special(KPMG提供)・2026年6月
https://special.nikkeibp.co.jp/atclh/ONB/26/kpmg0601/