<ニュース概要>
今週のGoogleは、Workspace Studioの自動化フローからNotebookLMの蓄積知識を呼び出せるようになった連携、画面上を指すだけでAIが文脈を読む「Magic Pointer」、そして今秋発売のAIノートPC「Googlebook」を含むAndroid Showの大型発表と、自動化・操作体験・デバイスの3軸で攻めた1週間でした。

 

1.【注目】Google Workspace StudioでNotebookLMが連携開始

GoogleがWorkspace Studio(業務自動化ツール)にNotebookLMを呼び出す「Ask NotebookLM」ステップを追加しました。NotebookLM側に貯めた社内資料・議事録・調査メモ・要約・洞察を、自動化フローの中から直接参照できる仕組みです。たとえば「メール受信→NotebookLMに質問→返信ドラフト作成」のように、蓄積した知識を根拠にした自動応答が組めるようになります。これまでもRAG(検索拡張生成)の仕組みはありましたが、「ノートとして編集・整理した知識」をそのまま自動化に差し込めるのが今回のポイントで、調査資料を自分で要約・整理しておく作業がそのまま組織の自動応答エンジンの素材になります。管理部門の定型問い合わせ(社内規程・経費精算ルール・FAQ等)にRAG単体で対応していた組織にとって、知識の入口を「人が編集する場所」に取り戻す現実的な選択肢です。

出典:Impress Watch(窓の杜)・2026年5月12日
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/2109108.html

 

2. Google、AIで再発明した「Magic Pointer」:指差しでAIに指示

Googleが新型マウスポインター「Magic Pointer」を発表しました。ポインターを少し「振る」だけでAIが起動し、画面上で指したPDFの段落・表のセル範囲・複数の商品画像など、文脈を読み取って自動処理します。プロンプトを書かずに「これを箇条書きで要約」「この表を円グラフに」「材料を2倍にしたレシピで」と画面操作だけで完結する設計です。年内発売予定の新型AIノートPC「Googlebook」に搭載される予定で、Chromeブラウザ上の「Gemini」もカーソルから直接呼び出せるようになります。「プロンプトを書く」というハードルそのものを下げにきた設計で、AIをまだ使いこなせていない現場メンバーへの導入障壁を一段下げる動きです。

出典:CNET Japan・2026年5月
https://japan.cnet.com/article/35247486/

 

3. Google、Android Show発表内容まとめ:OSレベルでのAI統合

Googleが5月12日に開催したAndroid Showで、AIをOSレベルに統合する方向性が打ち出されました。注目は新ハードウェアの「Googlebook」で、Acer・ASUS・Dell・HP・Lenovoとの共同開発によるAIネイティブPC、Magic Pointer内蔵・Androidアプリ対応のクロスデバイス連携を備え、今秋発売予定です。あわせて、バイブコーディングでカスタムウィジェットを作る「Create My Widget」、イベント写真を撮ると関連情報を先回りで揃える「Geminiエージェント機能」、ウェブ要約・自律ブラウズの「Gemini in Chrome」、音声入力強化の「Gboard Rambler」、Android Auto刷新、Quick Share⇄AirDropの統合まで、約4,000の絵文字刷新も含めて一斉に提示されました。「Google I/O 2026の前哨戦」として、AIをOSレベルで統合する方向性を明確に打ち出した発表です。

出典:TechCrunch・2026年5月12日

Everything Google announced at its Android Show, from Googlebooks to vibe-coded widgets

ISAOの管理部門のAI導入事例

AIは、こうした小さな「動かない」でつまずきます。ISAOは、その先——実際の業務に
AIを乗せて回すところまでを、お客様の管理部門と一緒に進めています。

月次決算の工数を50%以上削減|東証グロース上場企業A社

少人数の経理財務部門で、決算業務を1本ずつAI化。外注に頼らず社内で決算を完結
できる体制をつくりました。(Claude Cowork/Microsoft 365 Copilot)

詳細はこちら

全社でAIを使わない日がない状態へ|医薬品・上場準備企業

ツールを配って終わりにせず、顧問として伴走。安全に使える環境の整備から
リテラシー向上まで。G検定の合格率は100%。

詳細はこちら

収益認識の判定をAIエージェント化|創薬支援CRO

月100件を超える契約の収益認識判定を、監査証跡を保ったままAIがドラフト。
ドラフト・レビュー工数を75%以上削減しました。

詳細はこちら

「AI管理部長」を数年かけて共同研究|東証上場のIT企業

管理部門の業務をAIが担う仕組みを研究。汎用LLMで足りる部分と、自社で作り込む
べき部分の線引きを実務で検証しています。

詳細はこちら