翻訳こんにゃく、ついにできましたね。どんどんドラえもんの21世紀に近づいてきています。
<ニュース概要>
今週のOpenAIは、話しながら翻訳・文字起こしできるリアルタイム音声モデルの公開を筆頭に、スプレッドシートへのAI常駐、Codexの作業通知ペットと、「AIが業務の現場にそのまま入り込む」アップデートが揃った1週間でした。
1.【注目】OpenAI、3種類のリアルタイム音声モデルを公開(翻訳・文字起こし)
OpenAIが5月7日、会話のスピードに追従しながら処理する3種類のリアルタイム音声モデルをAPIで公開しました。「GPT-Realtime-2」はGPT-5級の推論を持つ音声モデル、「GPT-Realtime-Translate」は70以上の言語の入力を13言語へ同時翻訳、「GPT-Realtime-Whisper」は話している端からテキスト化するストリーミング文字起こしです。会話の流れを保ったまま訳す──いわば「翻訳こんにゃく」が実用水準で実現した格好で、課金は分単位(翻訳0.034ドル/分、文字起こし0.017ドル/分)。海外取引先とのオンライン会議や多言語の顧客対応を、専用通訳なしで回せる時代が一歩近づきました。
出典:OpenAI公式・2026年5月7日
https://openai.com/index/advancing-voice-intelligence-with-new-models-in-the-api/
2. OpenAI、「ChatGPT for Google Sheets」を発表
ChatGPTがGoogleスプレッドシート(およびExcel)のサイドバーで直接動くようになりました。シート上のデータを読み取り、関数の作成、列のクリーニング、シナリオ分析までを自然言語の指示でこなします。最新モデル(GPT-5.5)ベースで財務分析の精度も向上しており、5月時点で全プランに一般提供されています。これまで「ChatGPTで下書き→シートに貼り直し」だった作業の中間工程が消えるため、経費集計や予実管理など管理部門の定型シート作業との相性が良いアップデートです。
出典:Impress Watch(窓の杜)・2026年5月
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/2106622.html
3. Codex pets:AIがデスクトップ上のペットに
OpenAIのCodexデスクトップアプリに、作業の進捗をピクセルアートのペットが知らせる「Codex pets」機能が追加されました。デスクトップ上に常駐するペットが、AIエージェントの状態(承認待ち=赤い時計、タスク完了=緑のチェック)を視覚的に通知します。`/pet`で呼び出し、`/hatch`で好きな画像から独自ペットを作成・共有も可能。開発作業のモチベーション維持や癒やし向けの機能ですが、「エージェントが今どの状態か」を一目で把握させるUIの工夫として、業務ツールにも応用が利きそうな発想です。
出典:GIGAZINE・2026年5月7日
https://gigazine.net/news/20260507-openai-codex-pets/
