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<ニュース概要> 日経COMEMOで川崎裕一氏が「AIで仕事を減らす会社はすべて負ける」と題したコラムを公開し、AnthropicとBlackstone(世界最大級のPEファンド)のAIコンサルティング合弁構想を分析しています。主張の核は「請求書処理を効率化するのではなく、請求書処理というプロセス自体を消す発想でないと10倍の差はつかない」ということ。PE傘下企業のコスト削減にAIを使うだけなら従来のコンサルと変わらず、本当の価値はビジネスプロセスそのものの再設計にあるとしています。

 

 

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<AI時代への考察> 「効率化」と「再設計」の違いは、AI導入の成否を分ける最大の分岐点です。既存プロセスにAIを乗せるだけでは2割の改善。プロセス自体を消して新たに設計し直せば10倍のインパクト。この差は時間とともに指数関数的に広がるため、早く「再設計」に舵を切った企業ほど有利になります。

 

 

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<管理部の視点から> 管理部門は「AIで今の業務を効率化する」フェーズから、「今の業務プロセス自体が必要か」を問うフェーズに移るべき時期に来ています。たとえば月次決算で「仕訳の自動化」にとどまるか、「リアルタイム会計で月次クローズ自体を消す」かで、効果は桁違い。まずは自部門の業務プロセスを「改善する前提」ではなく「なくす前提」で棚卸ししてみる価値があります。(※経理財務・経営企画に特に関連)

 

 

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<出典> 出典:川崎裕一氏(日経COMEMO)・2026年3月 https://comemo.nikkei.com/n/nb096b4370732