<ニュース概要>
Anthropicが3月第4週に立て続けに発表したClaudeの主要アップデート4件をまとめてお届けします。
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1. Claude Coworkにプロジェクト機能が追加
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ワークスペースに情報・指示・タスク履歴を集約し、前回のセッションの続きからすぐに再開できるようになりました。始め方は「ゼロから作成」「既存チャットからインポート」「フォルダ連携」の3パターン。毎回セッションをやり直す手間がなくなり、チームでの利用シーンでも一貫性が保ちやすくなります。
出典:Anthropic公式(X)・2026年3月
https://x.com/claudeai/status/2035025492617961704
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2. Claude Dispatch ― スマホからデスクトップを遠隔操作
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スマートフォンからデスクトップPC上のClaudeに指示を出し、バックグラウンドで自律的にタスクを進めさせる新機能です。永続スレッドでモバイルとデスクトップの会話文脈を維持し、ローカルファイルの操作やレポート作成も自動化。外出先からの「ちょっとあのファイルまとめておいて」が現実になります。
出典:Felix Rieseberg(X)・2026年3月
https://x.com/felixrieseberg/status/2034005731457044577
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3. Claude Opus 4.6 ― 1Mトークンコンテキストが正式提供
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100万トークンのコンテキストウィンドウが追加料金なし(Opus: $5/$25)で利用可能に。画像・PDFの上限も100→600ページに拡大。検索ベンチマーク(MRCR v2)で78.3%とフロンティアモデル最高性能を記録しており、大量の契約書や決算資料を一括で読み込んでも情報が落ちにくくなっています。
出典:Anthropic公式ブログ・2026年3月13日
https://claude.com/blog/1m-context-ga
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4. Claude Codeのスケジュールタスク機能が強化
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/loopコマンドで定期実行を簡単に設定できるようになりました(v2.1.72以降)。「5分ごとにデプロイ状況をチェック」「午後3時にリリースブランチをプッシュ」といった指示を自然言語やcron式で予約可能。Cloud・Desktop・セッション内の3方式が用意され、用途に応じた使い分けができます。
出典:Claude Code公式ドキュメント
https://code.claude.com/docs/en/scheduled-tasks
<管理部の視点から>
Coworkのプロジェクト機能とDispatchは、経理の月次クローズや人事の採用プロセスなど「繰り返しの業務フロー」との相性が良さそうです。1Mトークンの拡大は、監査法人や法務が大量の証憑・契約書をまとめてレビューする場面で実務インパクトがあります。スケジュールタスクは定常モニタリング(例:経費精算の異常検知を毎晩回す)に活用でき、管理部門の「目が届かない時間帯」のカバーに使えます。(※IT統制の観点ではアクセス権限とログ管理のルール整備が先)
