​AI先端会社では、AIを社員として使うにはどうすれば良いかの実証検証に入っているようです。
DeNAはAI all in等先端的なAI社内取組をおこなっており、また面白い取組があったのでご紹介です。

 

プロンプトエンジニアリング、コンテキストエンジニアリングは、ある程度進んでいる会社は解をもっているので、
新しいエンバイロメントエンジニアリング=AIを職場に一員として置く場合にどうすべきか検討する概念と、その実証を既に実施しているこの記事は興味深いです。

 

<ニュース概要>
DeNAの南場会長は、AI活用において「プロンプト」や「コンテキスト」の工夫に留まらず、AIが能力を発揮できる「環境」を整えるエンバイロメント・エンジニアリングの重要性を強調しています 。自社開発のAIエージェント「Lemonクン」に対し、人間と同様にIDを付与し、社内Wikiや就業規則を学習させることで、組織の一員として自律的に動ける土壌を構築しています 。これにより、AIは単なる受動的なツールから、Slackでの会話を傍聴して自発的にタスクを拾う「動くAI」へと進化しています 。

 

<AI時代への考察>
AIの性能をプロンプトという「点」で捉える時代は終わり、データ基盤や権限設定という「面(環境)」で捉える時代へ移行しています 。AIを疎外せず、組織の正式なリソースとして環境内に配置することが、真の生産性向上に繋がります。

 

<管理部の視点から>
将来的には「経理規定を完璧に把握したAI社員」が、Slackの会話から経費精算の不備を自ら指摘し、修正まで提案するユースケースが考えられます。ただし、AIが自発的に仕事を請け負う際の「責任の所在」を職務分掌でどう定義するか、法務・内部監査の視点での整理が急務です。(※経理・法務・内部監査に関係)

 

出典:[ITmedia AI+・2026/03/09] https://www.itmedia.co.jp/aiplus/articles/2603/09/news106.html