AIで作った仕訳を、監査法人に説明できる形で残す
―― 設計とレビューを1つのファイルに
東証上場企業(以下「同社」)にご提供している事例です。AIで仕訳を作るようになると、問われるのは「AIを使ったかどうか」ではなく、「何をレビューし、何を証跡として残したか」です。同社では、ISAO株式会社の支援のもと、仕訳ごとに設計とレビューを1つのファイルに残す形を標準にしました。
- 対象
- 東証上場企業/社名・業種非公開
- ご支援領域
- 仕訳のAI化と、レビュー・証跡の設計
- 対象業務
- 月次・四半期の仕訳(AIが作成)
- 導入ツール
- 生成AI(Claude)
- 主な成果
- 仕訳ごとに設計と自動判定のレビューが残る/数値を差し替えると自動で再判定
当時抱えていた課題・背景
仕訳をAIで作れるようになっても、その仕訳が何のためのもので、どこにリスクがあり、どう確かめたのかが残っていなければ、監査法人に説明できません。作る速さだけでなく、確かめた跡をどう残すかが課題でした。
取り組み ―― ①設計 ②レビューを1つのファイルに

- ① 設計:この仕訳は何か(目的・証憑・根拠)、どこにリスクがあるか(崩れやすい見積り)、どう数値を拾い仕訳を作るか(フロー)を書き、そこから逆算してレビューポイントを決める
- ② レビュー:逆算したチェックを、Actual と Expected のセル参照で突合して自動判定。網羅性の該当性判定も同じ枠組みで扱う
導入して得た効果
- 仕訳ごとに、判定と根拠がファイルの中に残るようになった
- 数値を差し替えると自動で再判定されるため、毎月同じ確かめ方を続けられる
- 何を確かめたかが説明できる形で残り、監査法人への説明がしやすくなった
この型は、月次・四半期の仕訳全般に広げています。汎用化しているため、少しの調整で他の会社でもお使いいただけます。
※ 守秘義務のため、社名・業種は伏せています。図の画面はデモ用の架空データです。実物は面談の際に、必要に応じてご紹介いたします。
