<ニュース概要>
freeeのSamuraiAI と freee請求書のAPI連携が開始され、freeeアプリストアから誰でも利用できるようになりました。これにより、見積書・請求書・納品書の作成やメール送付といった繰り返し作業を、ノーコードで構築したワークフローによってAIが処理可能になります。請求業務の効率化とヒューマンエラー削減が狙いです。

 

 

<非エンジニア視点から>
メリット:システム開発部門に頼らず、現場の管理部門が自ら業務効率化を進められる。スプレッドシートやCSVをベースにAIに帳票作成させることで、業務の “型” が浸透しやすくなる。
デメリット:ワークフローを組んだ本人しか動作の意図や構造を理解していないと、将来的な保守や拡張が困難になる。また、例外ケース(値引き対応、分割請求など)に対応しづらい可能性がある。

 

 

<公認会計士の視点から>
中小〜中堅企業では人的リソースが限られがちなので、自動化による省力化の恩恵は大きい。ただし「誰が」「どのデータで」「いつ処理したか」のログ/証跡がきちんと残るよう設計しないと、将来の監査や内部統制チェックで穴が出る可能性がある。実運用に移すなら、初期導入時に承認フロー・ログ出力の設定も含めて整備するのがおすすめです。

 

 

出典:[Digital PR Platform/freee公式 2025年11月27日]
https://corp.freee.co.jp/news/20251127freee_samuraiai.html