<ニュース概要>
米国のリーガルAI企業Harveyが1億5,000万ドルを調達し評価額80億ドルに到達。また、スウェーデンのLegora、米国の量子耐性サイバーセキュリティ企業Cyberridge、教育AI企業VideoTutorなども次々と資金を獲得し、「AIの実務統合=収益モデル化」が鮮明になっています。

 

<ちょっとした気づき>
モデルの精度合戦を超えて、「既存産業にどう溶け込むか」が勝負の分かれ目になる—自社の“AI活用の実装ロードマップ”を今から描く価値があります。
出典:[SecondWave・2025年10月31日]
https://note.com/startup_now0708/n/n76006667bc01

 

4社の事業内容は以下の通りです:

Harvey(米)
法律事務所向けに契約書作成やリスク分析を自動化するリーガルAI。OpenAIベースから独自モデルに進化し、「法務のGPT」とも言える存在に。

 

Legora(スウェーデン)
生成AIの出所や根拠を明示する“説明可能なAI”を開発。EUの規制対応も視野に入れ、金融・行政・医療分野で導入が進む。

 

Cyberridge(米)
量子計算時代に備えた暗号技術を開発。AIデータを守る「ポスト量子セキュリティ」の先駆けで、防衛・金融業界が注目。

 

VideoTutor(米)
教師支援型の教育AI。学習者の表情や理解度を解析し、リアルタイムで教え方をアドバイス。教材自動生成機能も搭載。