最初からAIを使って考え続けるよりも、最初は全く使わず数回自力で考えて、その後AIを利用すると一番脳内ネットワークが活性化するようです。
最初からAIを使ってしまうと、努力を要する思考プロセスがうまく働かなくなる状態「認知負債(cognitive debt)が生じた」になるようです。
興味深いですね。
脳内ネットワークが最も活性化したのは、4回目で頭脳グループがLLMを使って執筆したケースだった。研究チームはこの結果について、教育的な視点として「まず自らの力のみで執筆させ、次に適切なタイミングで(LLMなどの)AIツールを導入することで、脳内ネットワークがより広範に活性化するようになるのでは」と主張する。
LLMグループのうち4回目にツールなしで小論文を執筆した参加者も、脳内ネットワーク結合度は回復しなかった。研究チームはこの結果について「認知負債(cognitive debt)が生じた」と表現している。ここでいう認知負債とは、人がLLMに依存することで、努力を要する思考プロセスがうまく働かなくなる状態を指す。LLMは一時的に作業効率を高める一方、長期的には脳のパフォーマンス低下につながり得る、
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02801/070900024/