M&A等の超機密情報であると、完全にセキュアなAI環境の方が、外部に相談するよりも情報漏洩リスクも低いのかもしれません。またコストもだいぶ浮きますよね。
<ニュース概要>
クレジットカード大手クレディセゾンは、全社員3700人へChatGPTアカウントを配布し、1事業部あたり年間2万〜3万時間の業務削減を見込む「CSAX戦略」を開始しました 。特筆すべきは経営層の活用で、インサイダー情報に関わるM&A案件など、外部に相談できない機密事項の「壁打ち相手」としてAIを駆使し、意思決定を高速化させています 。 同社は10年を要した基幹システム統合の反省から、200人規模の「内製開発チーム」を構築し、外部頼みではない自律的なIT武装を確立しました 。単なるツール導入に留まらず、カスタムGPTの自作やNotebookLMを用いた会議資料作成など、役員自らが手を動かしてアウトプットの質と速度を劇的に向上させています 。
<AI時代への考察> AIはもはや若手や現場の効率化ツールではなく、経営層の「孤独な意思決定」を支える参謀へと進化しています 。高度な専門知識が必要な経営課題に対し、GeminiやChatGPTを壁打ち相手にできるかどうかが、リーダーの実行スピードを左右する分水嶺となります。
<管理部の視点から>
年間数万時間の削減見込みに対し、経理や内部監査は「浮いた時間をどの付加価値業務に充てるか」の再定義を迫られます 。AIによるアウトプットが増える中で、情報の正確性を担保する「監査マインド(Auditor’s mind)」を持った最終確認が、管理部門の新たな存在意義となります(※財務経理・内部監査に関係)
出典:[日経ビジネス・2026年2月27日] https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00119/00328/
