<ニュース概要>
ラクスが、クラウド経費精算サービス 楽楽精算 に、AIで経費申請書を自動作成する新機能「楽楽AIエージェント」をβ版としてリリース。領収書、クレジットカード明細、過去申請履歴などをAIが横断解析・紐付けし、申請に必要な金額・日付・勘定科目などを推測、自動入力する仕組みです。
<非エンジニア視点から>
領収書をスマホで選ぶだけで、経費申請が自動で組み上がるので、申請者の手間が大幅に減る。
過去データを反映するので、勘定科目の迷いや入力ミスが減り、申請の標準化に寄与。
ただしAIの推測が必ず正しいわけではないため、最終チェックは人が行う必要がある — “AI任せ”にすると思わぬ誤りが紛れ込む可能性。
<公認会計士の視点から>
経理部としては、「申請漏れ・入力ミスの削減」「承認前チェックの効率化」が大きなメリット。特に従業員数が多い企業では、月次処理前の確認工数が減り、決算処理スピードの改善や手戻りコスト削減につながる。ただし、“AIが作った内容”に誰が責任を持つか、チェックフローを明確にしないと、後々の証憑/監査対応で混乱する恐れがあります。
出典:[ラクス プレスリリース 2025/12/01]
https://www.rakus.co.jp/news/2025/1201.html

